ロシア唯一の天文衛星「スペクトルR」が故障 – その歴史と未来

ロシアは2019年1月15日、ロシア唯一の天文衛星である「スペクトルR(Spektr-R)」との通信が10日以来途絶え、正常に運用できなくなっていると発表した。観測再開に向けた作業が続いているが、2月11日時点では、まだ復旧には至っていない。スペクトルRは2011年7月の打ち上げ以来、設計寿命の5年を大きく超える約7.5年間にわたって活躍し、多くの成果を残した。一方、そのあとを継ぐ新しい天文衛星の開発も進んでおり、今年中の打ち上げを目指す。…

天の川銀河中心近傍で中間質量ブラックホールを発見 – 国立天文台など

国立天文台は2月12日、天の川銀河中心核「いて座A*(いてざエー・スター)」の近傍にある特異な分子雲をアルマ望遠鏡を用いて解析したところ、その中心には太陽質量の3万倍を有する中間質量ブラックホールであることを確認したことを発表した。…

室屋選手、完全勝利!! – レッドブルエアレース2019 第1戦アブダビ

レッドブルエアレース2019の第1戦となるアブダビ大会で、室屋義秀選手は予選と本戦の両方で1位という完全勝利を果たした。室屋選手の優勝は、年間チャンピオンになった2017年最終戦のインディアナポリス大会以来だ。…

はやぶさ2のタッチダウン精度はついに±3mの領域へ、どうやって実現する?

既報のように、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月6日、小惑星探査機「はやぶさ2」に関する記者説明会を開催し、タッチダウン運用計画の詳細を明らかにした。タッチダウンの日時は2月22日の8時頃。場所は「L08-B1」と「L08-E1」の2カ所が候補になっていたが、3カ月間の検討の結果、より狭いL08-E1の方に挑むことになった。…

小惑星探査機「はやぶさ2」、小惑星へのタッチダウンを2月22日に実施

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2月6日、小惑星探査機「はやぶさ2」の小惑星「リュウグウ」への1回目のタッチダウンを、2019年2月22日8時ころ(日本時間、以下同様)に実施する計画であることを明らかにした。…

若い星の周辺にさまざまな有機分子を発見 – アルマ望遠鏡

国立天文台と東京大学大学院理学研究科、韓国 キョンヒ大学は2月5日、アルマ望遠鏡を用いた観測により、地球から1300光年離れたところにある若い星、オリオン座V883星を取り巻くガスと塵の円盤(原始惑星系円盤)の中から、複数の有機分子を発見したことを発表した。…

インド、使い終わったロケット機体を「宇宙実験室」として活用へ

インド宇宙研究機関(ISRO)は2019年1月25日、地球観測衛星「マイクロサットR」を搭載した、「PSLV」ロケットの打ち上げに成功した。さらに、ロケットの最終段にあたる第4段機体を、宇宙実験などを行う「軌道上プラットフォーム」として活用する新たな試みを実施。それに合わせ、PSLVも「PSLV-DL」と呼ばれる新型機を投入した。…

まさに奇々怪々 – ソユーズ宇宙船にあいた「謎の孔」の正体とは?

2018年8月29日、国際宇宙ステーション(ISS)のどこかから空気が漏れ、圧力が下がっていることが判明。滞在中の宇宙飛行士が調査したところ、ISSにドッキングしていた「ソユーズMS-09」宇宙船に小さな孔があいており、そこから空気が宇宙へ漏れていることがわかった。この孔は直径約2mmと小さく、補修も簡単だったため大事には至らなかった。しかし、その後の調査で、地上での製造、あるいは組み立て中にあけられたものであることがほぼ判明。ロシアの宇宙産業の弱体化を示し、その信頼性を揺るがす事態となっている。…

レッドブル・エアレース2019が2月より開幕 – 日本は9月に千葉で開催

今年もレッドブルエアレースが始まる。パイロットの室屋義秀選手は2019年シーズンの活動について記者会見を開き、今年も千葉でレッドブルエアレースが開催されることが発表された。千葉での開催は5年連続だ。…

市販の小型望遠鏡で太陽系の果ての極小天体の観測に成功 – NAOJ

国立天文台(NAOJ)は1月29日、市販の小型望遠鏡を用いた極小天体の観測に成功したことを発表した。恒星を動画で観測し続け、掩蔽という現象を用いて天体を発見することができたという。研究グループでは今後も観測を続けることで、惑星の形成プロセスなどの解明につなげたいとしている。…